エピソード0、始まる

これまでも「本店発、試作レポート」としてちょくちょくご紹介してきた、

日々の、新しい鞄制作。

思考しては

度々登場してきた作り手:村松も、文字通り日夜、兎にも角にも作業台に向かい

実に淡々と、思考しては制作、を繰り返しています。

 

 

話しあったり

ときに相談を持ちかけたり、

 

ハトメたり

改良したり

改良したり。

 

けがいたり

縫ったり

 

その度に着実に増えるサンプル品の山。

まだまだご紹介していないものも多く眠っているのも、事実なのです。

 

それを見て、一言

岡松「・・・一貫性、ないですね。」

 

定番商品でも登場しますが、村松はラックスリュック(R-143)やナレッジバッグ(CW-137)など、

どちらかというとみんなが使いやすい、シンプルでさっぱりした鞄を作るイメージが工房内にもあり

自身も「シンプルなものが好きである」と豪語するだけあってそれは間違ってはいないはず。

 

しかし、鞄の山はどれも・・・なんというか・・・一貫性がない!

 

村松「別に作るときに一貫性なんて気にしてないよ。シリーズにしようとか、先にテーマを

決めようとかも、ないし。いつも頭のどこかにあって、あるときふと思いついて、どんどん

広がって、タイミング良く形になりそうだったらすぐ作る。(HERZの)みんな、そうだと思うよ。」

 

そう、そうでした。HERZの創作はとても自由なのです。振れ幅があって当然。

いろんなきっかけ、目的、タイミングで、それぞれの方向に向かって鞄が形作られていきます。

 

 

 

そういうわけでこれからお送りするのは、試作レポートの逆引き的コンテンツ。

 

そのときどんなことを考えて、何がきっかけで、何を体現したくて作るまでに至ったのかを、

既に仕上がった鞄を軸にして思い出してみようという、スピンオフ企画です。

 

 

そんなことを知らなくても鞄を見れば仕様は確認していただけますが、ひと呼吸置いて

作りの思考、楽しんでいただければ幸いです。

口数の少ない村松から、どんな話が聞けるのかも読みどころだと思います。

思案中

 

そして登場するのは、サンプルとはいえ1点モノとしてきちんと使えるレベルにまで

押し上げているものたちばかり。

バリエーション広がる全6回(予定)、ご紹介し終えた暁には、、お店に勢揃い、なんてことも?!

 

4/17(金)から公開です。どうぞお楽しみに!

第一弾

 

編集と文:岡松

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