&Nakamura カゴをめぐる冒険vol.4

洗うテクスチャ
村松と他の誰かのコラボレーション企画「&」、第三弾は渋谷工房の作り手:中村が登場 カゴトート(NM-KAGO)本店大阪店仙台店名古屋店にて期間限定で販売中。
若干かみ合わない雰囲気も見え隠れする二人、そこで村松は少し視点を変えてみることにしました。
    • 村松
      結局中村さんの作りたいものがぜんぜんつかめない。 だから、いったんそれは置いといて、そもそもカゴがなんで魅力的に見えるんだろう?って考えてみたんです。
      考える村松
    • 村松
      カゴって、何の変哲もない形・取っ手なんだけれど、「編んである」から表情があって。 それがカゴの魅力なんじゃないかって。 うちで使ってる革にはその…いわゆる蔓が集合したような凸凹した風合いがない。 編まない=革でカゴの何の変哲もない形を再現しようとすると、ただの革鞄になっちゃう。 だから、表面の風合いをもっと豊かにできないかと思ってて。 盤面に表情を…シボがある革を使うとか洗うとかしないと、表情が出ないのかなって。
    • 中村
      ほんとそうですよね・・・
      ほんとそうですよね!
    • 村松
      だから試しに盤面、洗ってみない?って提案したんだよね。
    • 中村
      はい、そうでした。
      洗ってみよう
実は洗い加工の鞄が作れる作り手は限られており、中村はその中のひとり。 塩梅が分かっていることもあってか、次のミーティングではさっくりと出来上がった試作が披露され───
無言で鞄を見つめる二人
手持ちで合わせてみる
このときの「いいじゃん、これ。ラフ---!」というハツラツとした村松の言葉が、それまでのモヤから抜けたことを物語っているようでした。
取っ手の具合も合わせてみる
納得のmtg
この日をきっかけに、「カゴ」は完成に向けて急激に前進していくのです。
カゴトート(NM-KAGO)商品ページへ本店大阪店仙台店名古屋店では現品を置いています。

バックナンバー

FACEBOOK

日々のあれこれを気ままに投稿中!!
鞄工房HERZ(ヘルツ)の公式Facebookページ