創業者とカバン作ろう~作り手:ナカムラ編 vol.2~

創業者とカバン作ろう~作り手:ナカムラ編 vol.2~

HERZ創業者の近藤と一緒にカバンを作ってみよう!!作り手 ナカムラ編

  • スタッフ:小野寺 小野寺
    HERZオンラインショップの小野寺です。 今年(2014年)の秋、私とHERZ創業者の近藤とで始めた『創業者とカバン作ろう』企画。 無事、一枚革のトートバッグも出来上がり、販売も終えて一安心だったのですが、最終話で予告していた通り、第2弾が着々(いや、ゆっくりまったり)と進んでいます。 企画が終わった後、他の作り手達からも「やってみたい!」という声も上がっており、満を持して第2弾のお知らせという運びになりました。 今回は作り手同士のモノ作り。それも若手の作り手:ナカムラが挑戦中です。
Vol.1では作り手の自己紹介やどんなモノを作るかのアイディアを出し合いました。

まずは作ろう!ということで、大きな巾着バッグを試作

Vol.1で予告していた通り、今回は大きな巾着袋を思わせるカバンを作る事に。まずはサンプルの革で本体を作ってみる事にしました!!近藤所有のこの革、5mm近い極厚の革でナカムラも裁断に一苦労。
大きな巾着バッグを試作
近藤お気に入りのサンプル革をお披露目。
裁断に挑戦する作り手:ナカムラ
裁断に挑戦する作り手:ナカムラ。
極厚の革に悪戦苦闘のナカムラ。
極厚の革に悪戦苦闘のナカムラ。
底の楕円を裁断しました。
底の楕円を裁断しました。

生地よりもやっぱり革

革と生地のコンビで大きな巾着バッグを作る画策でしたが、実際にサンプルを見ながら、作り手同士で検討した結果、「やっぱり革の方がいいよね」という結論に。 ただ、巾着部の革は柔らかくて、薄い革でないと ”ギュッ” と絞れず、HERZ定番のソフトレザー(スターレ)だと、厚くて対応できない。 困ったところで、近藤所有の秘蔵ストック革が登場!!それとあわせて以前、Organで使用していたソフトキップという革で巾着部を作ることに。
生地を仮留めして見た目をチェック。
生地を仮留めして見た目をチェック。
他の作り手にも意見を聞いてみましたが、評判はイマイチ・・・。
他の作り手にも意見を聞いてみましたが、評判はイマイチ・・・。
やっぱり革でいこう!という事で、再び近藤のストックする革が登場。
やっぱり革でいこう!という事で、再び近藤のストックする革が登場。
革屋さんのような品揃えで合いそうなのが見つかりました(笑)。
革屋さんのような品揃えで合いそうなのが見つかりました(笑)。
薄い革なので、ちゃんと口も絞れそうです。
薄い革なので、ちゃんと口も絞れそうです。
ソフトキップも巾着に使えそうなので、この革でも試作してみます。
ソフトキップも巾着に使えそうなので、この革でも試作してみます。
素材も決まって、今度は本番で使う予定の革で再度試作を。
素材も決まって、今度は本番で使う予定の革で再度試作を。

これだけ大きなカバンは縫うのも大変

普段、小物類を作る事が多いナカムラにとって、これだけ大きな筒状の鞄を縫うのは初体験。厚くて大きな鞄を作り慣れている近藤の助けを借りながら、少しずつステッチが進みます。
近藤にアドバイスを求めるナカムラ。
近藤にアドバイスを求めるナカムラ。
しっかり仮留めする近藤
しっかり仮留めする近藤。
巾着部の革はソフトキップ。
巾着部の革はソフトキップ。
少しずつ慎重に縫い始めます。
少しずつ慎重に縫い始めます。
底部を本体に仮留めします。
底部を本体に仮留めします。
同じように底部も外縫いを。
同じように底部も外縫いを。
奥が大きいサイズ。それとは別に小さなサイズも作ってみました。
奥が大きいサイズ。それとは別に小さなサイズも作ってみました。

取っ手のワッシャーは近藤の案を採用しました

本体の形は決まっていたのですが、毎回悩むのが取っ手の作り。 色々アイディアは出たのですが、結果、第一弾のトートバッグ企画でも採用した極厚の一枚革取っ手にワッシャーを付けるデザインにすることに・・・。ここは近藤が強く主張したポイントでもありました(笑)。
本番ではワッシャーを一つにする予定です
本番ではワッシャーを一つにする予定です。
これから仕様を詰めて企画販売を目指します
これから仕様を詰めて企画販売を目指します。お楽しみに!! Vol.1では作り手の自己紹介やどんなモノを作るかのアイディアを出し合いました。 【定番化されました】巾着レディーストート(Q-8)商品ページへ
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