裁断する者ならば

裁断する者ならば

みなさんこんにちは。ネット工房で革の裁断をしている、スズキです。
今回は、裁断をしている者ならではのお話しをしたいと思います。

僕はたまにキャンプに行くのですが、何故か必ずと言っていいほど「鉈」を持っていきます。
何はなくとも「ナタ」です(笑)。
何故そうなったのかは思い出せませんが、キャンプには鉈が必要と思い込んでいるのです。

 

鈴木愛用の鉈

最近は、僕以外の家族全員から反対されるので行かなくなりましたが、独身の頃は好んで極寒キャンプに行っていました。当たり前ですけど、ものすご~く寒いのです。なので焚き火は必須です。
焚き火と言えば薪です。薪と言えば鉈です。
長くて運べない木を適当な長さに切ったり、枝を払ったりするのに重宝します。

性格なのか、とりつかれた様に鉈を振り、運び、燃やします。それを繰り返します。
極寒でも、やがて体はアツアツです。しばらく焚き火は無用となります(笑)。

ある時、鉈よりも斧の方が良く切れるんじゃないか…。見た目からして明らかにあっちの方が迫力が有る。カッコいい。直ぐ買っちゃいました。片手で振れる?一番短いタイプです。

 

鈴木愛用の斧

次のキャンプに早速持っていき、使ってみました。僕がイメージしていた10分の1の切れ味(笑)。
期待がやたらと大きかった為、かなりのダメージを身も心も負った記憶が有ります。

あまりに斧のイメージが悪くなってしまうので、切れない原因は全て、僕の腕が悪いと言う事にします。て言うか、実際そうだと思います。斧の購入をお考えの方は、是非チャレンジしてみて下さい!

さて、そんな数回しか使わない斧と、父親から譲り受けた(勝手に持ち出して使ってただけ)鉈が、いつの頃からか行方不明になってしまいました(涙)。

何度か家中探しましたが出てきません…。
最近は、もうすっかり諦めていました。

しかし、ついにその時は来ました!

 

二本同時に見つかった鉈と斧

出てきたのです。二本同時に!全く思いもよらぬ所から。

説明が難しいので、場所は省略させて頂きますが、数年前に引っ越しをして、その時に自分でしまっていたのです。

片手に鉈、片手には斧、そして満面の笑みで狂喜乱舞する中年男「やったー!あったー!」

誰にも見られていない事がせめてもの救いです。またキャンプに行って、切りまくりたい!
でも、その前に仕事で切りまくらないと^_^

 

鈴木の裁断風景

鈴木の裁断風景2

鈴木の裁断風景3

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