新しい素材を使った新たな試み。
起毛革として有名な「スエード」をメインに使った商品の企画販売を実施いたします。
スエードというヘルツオリジナルレザーとは異なる見た目や質感の素材を使うことで、今までには生み出せなかった構造や実現が難しかったアイディアも形になりました。

皆さんこんにちは、ヘルツの斎藤です。
10月9日(金)~スタートしていますスエード企画ですが、ご覧いただけましたでしょうか。
まだの方は上のリンクより一度ラインナップを見てみてくださいね!
※今回のスエードアイテムは例年行っている冬の限定革 or 限定色企画とは異なります(今年の冬も別途実施予定です)。
さて本題ですが、「スエード」という名前は良く聞くし、何となくどんな素材かイメージが湧く人も多いのではないかと思っています。
今回はスエード以外の起毛革も併せてご紹介しつつ、少しだけスエードを深堀りしたいと思います!
スエード

まず、スエードは革であることを改めてお伝えしたいです!
スエード調として起毛している生地等もありますが、今回ヘルツの企画で使うスエードは「牛の革」です。
上の写真にあるようにデシ数の印字もあります(色々な面積のスエードがあると言うことですね)し、血筋と呼ばれる血管のあと等が見られることもあります。
ヘルツオリジナルレザーと一緒で動物(牛)の生きた証が革素材になっても残っています。

スエードというのは革を加工(主に毛羽立たせて)して仕上げた革になります。
スウェーデンが名前の由来という説があります。
次に出てくるベロアとは正直すごく似ていますが、より毛足が短いのがスエードです。
「スエードは水に強い」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。事実、毛羽の上に水滴が留まることがあるので、染み込みにくい場合もあるでしょう。
しかし、水量がキャパを超えてしまうとこのようにはならない可能性がありますので、ご注意ください(ゲリラ豪雨とか)。また、霧状の水分については毛羽の上に留まることは無いですので、こちらもご承知おきを!
上の写真はスエードに水を垂らしてみたもので、二枚目は約一時間後のもの。見えにくいですが、右下に霧吹きで水を吹きかけています。
ベロア

先に説明してしまいましたが、ベロアはスエードより毛足の長めの起毛革です。
ベルベット(起毛している織物)が名前の由来となっている説があります。
(写真は10年以上前にサンプルとして使い始めたベロアを使ったリュックです。)
番外編 ~シャラーダ社について~


今回のスエード(オッタープルーフ)を製革しているシャラーダ社は、品質管理が行き届いた安心できるタンナーです。
上の写真は色落ちに対する検査で、下はシミに対する検査のようです。
他にも様々な検査があり自信を持って作られた素材に、ヘルツの作り手達も安心してモノ作りに励むことができます!
ちょっと情報量が多かったですかね(汗)。
兎にも角にも、スエードの起毛している雰囲気は温かみであったり高級感を感じたりと肌寒くなってきた季節にベストマッチです!
そんなスエード企画のラインナップを是非ご検討ください!



