皆さんこんにちは!ヘルツ名古屋店 竹中です。
ヘルツ商品を使い始めるときに、ラナパーは塗っていますか?
店頭で購入されるときに、名古屋店では「使い初めにラナパーでメンテナスしてください」とお話しています。
では、始めにラナパーを塗らないとどうなるのかを実験してみました。
ラナパー レザートリートメント(OIL-RANA)の商品ページへ
革を水で濡らすとどうなるか
ここに、ラティーゴ(ハードレザー)の3.5mmのキャメルを用意しました。
これを水で濡らすとどうなるかやってみます。
左:ラナパー無し 右:ラナパー済み

左:ベチャッとしたように水がつきました。
右:反対に水滴になりました。

~5分後~
左:表面の水はほとんどなくなり浸透しています。
右:ラナパーを塗った方はまだ水滴が表面に残っています。

~1時間後~
左:完全に水は無くなりシミが表れています。
右:まだ水分が残っており浸透はかなりゆっくりです。
水分の浸透を完全に防ぐことはできませんが、浸透するまでの時間はかなり差がありました。
これだけ差がでた要因としては…
まず、ヘルツの革はもともと水分が浸透しやすいです。
それは革の加工を抑えてなるべくありのままの雰囲気を残しているからですが、
ラナパーを最初に塗ると、革は表面に少なからずコーティングされます。
これは、ラナパーに含まれる、ミツロウやワセリンなどの効果によるものです。
それにより、多少は水の浸透を防ぐことができ、ラナパーを塗らなかった革に比べるとかなり浸透までの時間を長くできました
さらに、乾いた後にも変化がありました。
ラナパー有りでは柔軟性を保っていましたが、ラナパー無しは硬さが増しており、曲げたりするとヒビ割れしそうな感じがしました。

どうしてシミができるかといいますと・・・
浸透した水分はそこにある革の成分を、グーーーンと押し広げます。(タンニンなどです)
押し広がった成分がそこで固まり輪郭となり、いわゆるシミができます。

輪郭ができるだけならいいじゃないかと思われるかもしれません。
しかし、濡れて乾く時に油分やタンニンなどの、革の成分を一緒に蒸発させます。
本来であればあるはずの革にとって必要不可欠な物(タンニンや油分)がなくなります。
無くなってしまうと、乾燥のし過ぎやヒビ割れなどが起こる可能性が高くなります。
水に濡れ浸透すれば少なからず革にはダメージがあります。
そうならないためにも使い初めにラナパーでメンテナンスをし、革を守ってほしいです。

継続的にラナパーを塗ることでダメージの緩和や、より水分が浸透しにくくなることも期待できます。
手間かもしれませんが、その一手間が永く使える鞄・小物の始まりになります。
さぁ!ラナパーを塗ってみましょう!
ラナパー レザートリートメント(OIL-RANA)の商品ページへ
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