新作!2wayビッグトートの作り手インタビュー

新作!2wayビッグトートの作り手インタビュー

こんにちは、HERZオンラインショップの松下です。
今回は、新作2wayビッグトート(T-8)を制作した作り手:小堀にインタビュー形式でお話を伺いました。

作り手が愛用しているビッグトート

インタビュー当日、自身が約5年ほど愛用しているというサンプル品を持参してくれた小堀。

「このエイジング具合めちゃくちゃ格好良くないですか。色といい、形の出方といい、求めていた理想のエイジングなんですよ。」と、インタビュー開始前から目をキラキラ輝かせながら話してくれました。納得の自信作であることが伺えます。

※インタビュー中に登場する小堀愛用のサンプル品は、ストラップなど一部仕様が現行品と異なります。予めご了承下さいませ。

 

経年変化を楽しむ鞄

松下
「今回の新作鞄ですが、最初のきっかけは※『旅モノ』でしたよね?」

※『旅モノ』とは、作り手が旅に使いたい鞄や小物たちを作り、実際に使ってみる、というヘルツの人気企画のこと。

小堀
「そうです!2016年の旅モノ企画で作った鞄なんですが、今回新作として定番品の仲間入りをしました。この鞄は、『旅行にこれ1つで行ける、少し大きめのトートバッグ』っていうテーマで、尚且つ自分が欲しいデザインで、2泊分ぐらいの荷物や小物が入るようなトートっていうイメージで作りました。」

 

2wayトート(T-8)についてインタビューに応じる小堀の様子

松下
「ヘルツのトートバッグの中ではちょっと大きめですよね。新鮮なサイズ感だと思います。」

小堀
「大きくて荷物をガバっとざっくり入れられる鞄が好きで…それに自分自身が身長高いから(186cm)、体のサイズに合ったトートって考えると、どうしても大きくなりがちなんだよね(笑)。 でも、今回は2サイズ展開で作りましたので、女性も使いやすいサイズ感に仕上がっていると思います。」

松下
「確かにそうですね!そして先程『自分が欲しいデザイン』と仰ってましたが、こちらは具体的にはどんな部分にこだわりがあったのでしょうか。」

 

約5年ほど愛用している2wayトートのサンプル品

写真:小堀が約5年ほど愛用している2wayビッグトート(T-8)のサンプル品。

小堀
「一言でいうと、『クタッとしてきた状態が格好良い鞄』。色味の変化はもちろんだけど、革がエイジングして形がクシャッとしている鞄が好きで。そうやって鞄の形の変化を楽しめる、何年も長く飽きずに持てるトートバッグが作りたかったんだよね。」

松下
「形の変化ですか!良いですね~、革鞄ならではの醍醐味だと思います。」

小堀
「良いよね。参考にしたのが、ファスナーボストンバッグ(V-27)と、ショルダーボストン(CW-142)なんだけど。取っ手で手持ちをするとトートバッグっぽく、ショルダーストラップで肩掛けすると中央がちょっと丸みを帯びるような、持ち方によって形の変化が楽しめる部分を出したかったんです。」

 

小堀
「それで、どうしたら理想的な形が出るんだろうって考えて、鞄の上部フチをフラットにするんじゃなくて少しえぐってみたりして、出来上がったのがこのデザインです。」

松下
「このえぐれた部分はそういう意図があったんですね!それに鞄本体のパーツが二分割されていて、上半分が狭くて下半分が広くなっているデザインですが、これもエイジング後のフォルムを意識したものでしょうか?」

 

写真左:新品の2wayビッグトート(T-8)
写真右:約5年ほど愛用しているサンプル品

小堀
「そうなんですよ。全体がクタッと落ち込んだ時のバランスを想像して、この辺の位置で分割すると良さそうだなってイメージしながら作りました。」

松下
「なるほど~。まさしく意図した通りにエイジングしているのがわかります。」

小堀
「本当にイメージしていた通り、凄く良い形に変化してくれていますね。皆さんには是非このようにエイジングさせて欲しいです(笑)。」

 

デザイン性と使いやすさの両立

小堀
「あともう一つ特にこだわったのは、コバの厚みを見せること。コバの重なった厚みが結構好きで、革が何枚も重なって厚くなっているこの感じを見せたいなと思って工夫しました。」

松下
「マニアックなポイントですね!確かにこのコバの迫力は、厚みのある革を使用しているヘルツならではの魅力でもあると思います。」

小堀
「Dカンの根革部分は、実は7重に革が重なっているんだよ。革を漉いて微調整していてるから、作る上で難しいポイントの一つでもあるんだけど、なかなか迫力があるよね。」

 

松下
「個人的に凄く良いなと思ったのが、内側の大きなファスナーポケット。これだけ大きいポケットなら、旅先でパスポートや航空券などもまとめて入れられて助かるなあと思いました。」

小堀
「これ本当に便利ですよ!自分がトートバッグを使う上で、貴重品を隠せるポケットとすぐ取り出せる仕切りポケットがあるっていうのは大事なポイントだったので、片側ずつ分けて取り付けました。実際に使ってみて凄く使いやすかったです。」

 

2wayトート(T-8)を並べた様子

松下
「こうして細かい所まで注目してみると、外側はコバの厚みや鞄の形の変化といった魅力を最大限に活かしたシンプルな仕上がりで、中はしっかり機能的なつくりになっているのがとても良いですね。性別や年代を問わず、どなたでも気軽に使いやすそうです。」

小堀
「確かに、外側はなるべくシンプルにしたかったので、取っ手はカシメを使わずに直接縫い付けたり、金具類が目立たないようにしました。そういう細かい工夫も伝わっていたら嬉しいです!」

 

お客様へ伝えたい想い

小堀
「今回の新作は、『旅行で自分が使いたい鞄を作る』っていう旅モノ企画での鞄だったからこそ、本当に自分が使いたい物を作りました。何万円もする買い物ってほとんどの人が慎重に物を選ぶと思うので、その分何年も、何十年も飽きずに使い込める物でありたいっていう想いが凄く強かったです。」

 

2wayトート(T-8)インタビューに応じる小堀の様子

小堀
「その飽きない一つの要素が、自分にとっては『形が変わる』っていう部分で…。一つそうやってテーマがあって制作出来たのは良かったかなと今は思っています。革色もそうだけど、ここまでエイジングすると違う風に見えるんだなとか、そういう楽しみをじっくり味わって欲しいですね。」

松下
「まさしく革鞄を育てるという楽しさですよね。お使い頂く方によってエイジングの仕方は全然違いますし、革はしっかりお手入れをすれば何十年と長くお使い頂けるので、世界に一つだけの鞄として使い込んで頂きたいですね。」

小堀
「そうだね!そんなに時代に左右されないデザインに仕上がっていると思うし、旅行だけでなく普段使いでも使いやすいと思うので、是非じっくり楽しみながら、末永くご愛用下さい!」

 

2wayトート(T-8)Mサイズ革色キャメルとLサイズ革色チョコ

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