ふたり、ときどき交信vol.9 東京編:楠

名古屋のみんな

8/8(火)

先日スカイプで話して名古屋に送っていたフィナンシェと野中バッグのサンプルポーチをみながら今日もスカイプをすることになりました。

まずはフィナンシェ。
名古屋のメンバーからも色々と意見がもらえました。
簡潔にいうと新型の、底を1周縫えるタイプの方をみんな良いと思ってくれたようです。

底一周をぐるっと

少しカーブしたシルエットが好き。底の部分が一周縫えている方が安心感がある。などデザインの面からも強度の面からも人気がありました。
逆に横が下まで縫えているまっすぐな方は底の縫いが端まで縫えない点が少し気になると。
野中さんも物としては問題なく隙間が少し開いていても物が落ちるということではないと思うが、販売する上で説明は必要かもとのことでした。

ミシンの都合上や作りとして、両方とも底と側面、どちらか縫い足りない部分があります。

底が一周縫えなかったり、底が下まで縫えない点があります。
私のなかでもどちらも同じくらいと感じていましたが改めて言われてみてハッとしたところがありました。

フィナンシェについて

型紙をシンプルに、ちょっとしたアイディアで工夫するということを好んでやっていたのですが、今回はもしかしたら型紙を少しいじることで作りとしても無理のないものになるのがいいのかもしれない。
少し意地になって直線や正円カーブにこだわりすぎていたのかもしれないとふと感じました。

底を一周縫える方はミシンで縫うときの無理はすくなくきれいに作れます。
それなのに私ははじめから横が下まで縫えるタイプがいいと決めてしまっていました。

私の心の矛盾がどこにあるのか、それはもう一度作ってみなければ分からないと思いました。

二本とも作って、どちらがまた作りたいと思うものなのか。
それで決めようと。

制作宣言

私はその事を野中に宣言しました。
これまで違いが分かりやすいようにキャメル色だけで作っていましたが今回は目的が違うので別の色で作ろうと思うと話すと野中が突然

赤がいいです!と!

理由は今の赤の色が好きだから!とのことでした!

自分なら赤を選んでいないですが赤にしよう!と思いました。
何かを決める。そんなときの後押しをしてくれそうな気がして。

さぁ。素直に向き合えるかな!

 

 

 

次は野中の鞄

送ったミニサンプルをしっかりと見てくれたようです。
型紙を少し直すとぐんと無理が減り、スタンドポーチの旅ものバージョンの工夫をすることでさらにスムーズに縫えるという部分を実際にみてもらいました。
デザインはほぼ変わらないため
いいですね!
やってみます!
と言ってもらえた。

 

話はいつものように取手問題へ。

一枚取っ手でいいかも

「1枚革の取手でもいいかも…」と野中。
イメージのデザインを探すのを諦めかけちゃったのかな。と思っていたら。
「でもやっぱり握りやすい、痛くない取手がいい!」と譲れない気持ちを話してくれました。

シンプルに考えることに戻って金具がつけられる範囲でなるべく細くしてそこへ革を巻く。
縫えるかな…などと話していると村松がこんな縫い方なら細くても縫えるよ!と教えてくれました。

こんな縫い方

※↑あってる??

なるほど!確かに!

私たちは作ったことのない品番であったことと、そのもの自体は厚い革を使っていたりサイズ感も違ったため探すことが出来ていませんでした。
すごい柔軟性のある発想力ー

絵を描く

新しいアイディアをもとに絵を描いていると…
村松がさらに。
「全部巻いちゃうとかは?」
「えっ?!」
私も野中もどういうこと?と。
困っていると村松。
「今作ってくる」と写真を撮ってくれていた手を止めてダッシュ。
すごい早さでサンプルを作ってきてくれました。

細くても縫える

見てみてなるほど!!となりました。
野中はなるべく根元の方まで革を巻くことで肘のあたりで持ったときにも痛くないようにしたいと話していました。
私はどこまでなら巻けるかな…と思っていましたが、全部巻くとは思い付きそうで思い付かなかったです。

発想の転換ですね!

土台の厚い革を完全な芯として使い全て柔らかい革で巻く。
そうすることで見た目もスッキリとして説妙な細さ加減になり、柔らかさがでる。
当初からのイメージの金具一発止めも可能に。

すごい!

もしかして何度も頭を悩ませていた、この取手問題。解決するかも?!

とすごくワクワクする回になりました!!

 

さっそく作ってみますとのことで、また二人それぞれつくることになりました。

 

東京⇔名古屋 それぞれ並走している二人がときどき交差する、日記形式の試作レポート

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