大迫力!大型ギャジット3wayリュック(A-21)

大迫力!大型ギャジット3wayリュック(A-21)

こんにちは、HERZオンラインショップの松下です。
少し前の出来事ですが、先日作り手のセイジがふと、こんなアイディアを提案してくれました。

セイジ
「今度のブログなんだけど、『大型ギャジット3wayリュック(A-21)』を作る様子の紹介とかどうかな?ヘルツの中で一番ぐらい大きい鞄だし、大きな一枚革からパーツを切り出していく所とか、制作風景も迫力があって面白いと思うんだけど、、、。」

なんて面白そうなアイディアでしょう!
ヘルツらしさ満点のA-21、規格外ともいえるサイズの鞄を作り上げる様子は、きっと見ごたえがあるに違いありません。

 

大型ギャジット3wayリュック(A-21)と二本ベルトの2wayミニバッグ(CW-67)

左:大型ギャジット3wayリュック(A-21)Mサイズ
右:二本ベルトの2wayミニバッグ(CW-67)

こうして並べてみると、Mサイズでもかなりの大迫力で存在感抜群です!

ここはより大きなLサイズの制作風景を、、、!
と言いたい所ですが、なかなか実際の制作日と撮影日のタイミングが合わず、、、。
Lサイズのご紹介はまたの機会にして、今回はMサイズの制作風景をご紹介します!

まずはカット(革の裁断)担当の作り手に相談して、実際に革を切り出す様子を撮影しました。

 

写真に納まりきらない程の大きさ!

大型ギャジット3wayリュック(A-21)で使用する大きな一枚革

大型ギャジット3wayリュック(A-21)で使用する大きな一枚革に型紙を乗せた様子

今回はこちらのキャメルの一枚革から、鞄本体のパーツを切り出します。

写真に納まりきらない程、手を伸ばしてようやく奥に届くくらい大きな一枚革ですが、型紙一枚を乗せるだけで、全体の半分程が埋まってしまいました。A-21に必要な革の面積が伺えますね。

 

(画像クリックで拡大してご覧いただけます。)

いきなり切るのではなく、専用の道具を使って罫書きをしていきます。
この線を元に革を切ったり、ポケットなどのパーツ位置の目安にしたりします。

あんなに大きかった一枚革ですが、みるみる空いている所が無くなっていきます。

 

大型ギャジット3wayリュック(A-21)の革をカットする様子

いよいよ、先程付けた罫書きを元に手作業で切り出します。
切り口がずれたりしないよう、ぐっと力を込めながら切っているのが伝わるでしょうか。

小さなパーツや頻繁に使用するパーツの場合、専用の抜型を使って機械で切り抜くこともありますが、ヘルツでは定番品だけでも約470型もあり、全ての抜き型を用意することは出来ないため、必要なパーツによってこのように手作業でひとつひとつ切り出しています。

 

あっという間に、綺麗な長方形のパーツが出来上がりました。
残された一枚革や端革は、また別の鞄で使うためにストックしておきます。

一つの鞄で異なる厚みの革を使い分けていることが多々あるので、同様の作業をまた他の厚みの革でも繰り返します。

 

余談ですが、ヘルツのオリジナルレザーは、革本来の表情や経年変化を存分にお楽しみいただけるよう、あえて加工を最小限に抑えています。
そのため表面(銀面)はもちろん、裏面(床面)にもこういったキズやトラなどがあちこちにあります。

もちろん、その度合いによっては除外しながらパーツを切り出していますが、今回のような大きな鞄だと、革を切り出す箇所の選定もやはり大変なんだとか。

ヘルツらしい革の表情を生かしつつ、質の良い革を無駄なく使いきる。
強度に影響のない箇所は大切に生かせるよう、一つ一つ目視で確認しながら丁寧に切り分ける、とても大切な工程です。

 

制作の様子も!見どころに注目

別の日、カットから受け取った革で実際に制作している様子を撮影しました。
鞄の大きさに比例して制作時間もビッグな鞄なので、見所だけをピックアップしてご紹介します。

 

大型ギャジット3wayリュック(A-21)のファスナーを縫い付ける様子

カット紹介のシーンで切り出した大きな一枚革にファスナーを縫い付けています。
まるで絨毯や絵巻物のように伸びている革が、あまり見ない光景で面白いですね。

鞄の大きさに合わせた強度を考慮し、ダブルステッチで仕上げられています。

 

特徴的な前ポケットや丸いステッチのストラップなど、どんどん縫っていきます。
どのパーツも大きいため、時には革を折りたたみながら器用に縫い付けています。

あちこちのパーツ類が徐々に合体していく様子は、まるでパズルのようです。

 

 

大型ギャジット3wayリュック(A-21)の盤面を縫い合わせる様子

大型ギャジット3wayリュック(A-21)の内縫いをする様子

横長だった盤面のパーツを縫い合わせて筒状にしたあと、上下を縫い合わせています。
一気に鞄らしくなってきましたね!

作り手と比較すると鞄の大きさが伝わるかと思いますが、すごい迫力です。
抱えるような体勢になりつつも、さすがの手つきでテキパキと縫い上げていきます。

 

大型ギャジット3wayリュック(A-21)を成形する様子

縫い終わった鞄をひっくり返しています。
厚みのある革を使用していることもあり、見た目以上に力のいる作業の一つです。

丁寧に全体の形を整えて、最後に金具類を取り付けたら完成です!

 

完成した大型ギャジット3wayリュック(A-21)革色キャメル

迫力満点の仕上がりですね!
置いてあるだけで絵になるような力強さが感じられる、ヘルツらしいリュックです。

いかがでしたでしょうか。
なかなか旅行が難しいご時世ですが、いつかこの鞄を背負って世界中を旅してみたいものです。

 

実際のお客様ご愛用例にも注目!

ウユニ塩湖にて、A-21と川村さん

以前、こちらの鞄を背負って実際に世界中を旅行されたお客様がいらっしゃいます!
是非こちらのブログも併せてご覧ください!
旅行が進むにつれて、少しずつ鞄がエイジングしていく様子にもグッときますよ~。

⇒世界を旅する革鞄 ~ウユニ塩湖にて~

⇒世界を旅する革鞄 ~マチュ・ピチュにて~

⇒世界を旅する革鞄 ~パタゴニア・パイネ国立公園~

⇒世界を旅する革鞄 ~グランドキャニオン&ザ・ウェーブ~

⇒世界を旅する革鞄 ~アンコールワットにて~

 

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