ヘルツオンラインショップのヤマキです。
これが僕の2021年最初のブログなのですが、
何を書こうか、、、と思案していたところ、オンラインショップ:松下からこんな一言が。
松下
「去年の年始ブログに、A-20紹介してましたよね?今年は1年使った状態を紹介したら面白いと思います!」
なるほど、それだ!ナイスアドバイスありがとう!
というわけで今日は、僕が愛用している鞄を、スタッフ愛用品的な感じで紹介します!
たる型2wayショルダーバッグ(A-20)
コロンとした樽型構造の、クラシカルなショルダーバッグです。
(左:新品、右:1年使用。画像クリックで拡大してご覧いただけます。)
新品の頃と比べるとツヤが出て、色が濃くなりました。
夏の時期は寝かせていたり、雨の日には使わないようにしていたので、シミや汚れがない綺麗な状態です。ちょっとした引っかき傷もすぐに対処していたので、目立つ傷もありません。
ただ、使用頻度がちょっと低かったのでエイジングが遅いのですが、そこはやはりキャメル。
革色の変化ははっきりと分かって楽しいです。
他の箇所もお見せします。
僕のお気に入り箇所、取っ手です。
あまり手持ちでは使っていないので、ここも汚れはありません。
革色は他の箇所と同じで飴色になりました。
取っ手を留める金具にもくすみが出ていて、鞄とともに良い雰囲気が出てきました。
マチ部分です。
使用上のあるあるですが、ショルダーストラップを掛けて斜めがけメインで使っていたので、ナスカンが当たって半円状にアタリと黒ずみが付いています。
後面ポケットは身体に密着する箇所なので、こちらにもちょっとした跡がついています。
ショルダーストラップには、別売りの肩当て(KO-75)を付けて使っていました。
鞄自体がそこそこ重いので、この肩当を付けたのですが、これがあることで荷物を多めに入れても負担が軽減されました。
いつもバックルを通している調整穴付近には、金具の緑青やバックルの跡が付いたりします。
分かりづらいかもしれませんが、肩当を通していたところだけ色味の変化が遅いので、差が出ています。
出勤時に使用することが多く、お弁当箱、長財布、ペットボトルをざっくり入れています。
全体的な形としては、中に樹脂板の芯材が入っているので、大きな型崩れもなくクラシカルなデザインをキープしています。
このコロッとしたフォルムをキープできる構造であることも、お気に入りポイントの一つです。
中の芯材の様子。内部の前後をぐるっと、マチの左右もそれぞれ芯材で補強しています。
ちなみにこちらの芯材ですが、A-20が作られた当初は樹脂板ではなかったそうです。
創業者:近藤曰く、
「当時は樹脂板のような芯材が無くて、すごく厚い厚紙を芯材にしていたんだ。だから水に弱くてね。雨の日は使わないでって言ってたから、売るのが大変だったんだ。」
とのこと。その後、芯材になり得る素材を見つけ、現在の仕様に変わりました。
作って終わりではなく、進化できることを探り続ける。
ヘルツが長い間、同じ鞄を作り続けられる秘訣でもあります。
まだまだ紹介したいところはありますが、長くなりそうなので今日はこの辺で~。
これからも良い相棒としてまだまだ長く使って、変化を楽しんでいきたいと思います。
またどこかでエイジングの様子をお伝えしますので、楽しみにしてもらえたらうれしいです。
それでは、また。