みなさんこんにちは!
大阪店おおにしです!
早いものでもう「年末」の二文字が頭の片隅に見え始めてきました…
年月が流れるのはほんとにあっという間です。
クラシックシリーズリレー
HERZも今年で46歳になります!
創業当初はたった一人だった作り手も今では70名以上、全体では100名近くまで仲間が増えました!
人数だけでなく、多彩な才能を持つ作り手が集まったことで、
個性豊かで、様々な人に使っていただける鞄がたくさん生まれました!
現在も新作商品が次々考案されています!
そんな中でHERZヘビーユーザーの方に変わらず愛される【クラシックシリーズ】
創業当初の、万人受けはしないかもしれないけど どこか懐かしくて無骨なデザインが特徴的です。
今回はこの【クラシックシリーズ】からピックアップした商品を各店舗順番に、リレー方式でご紹介していきます!トップバッターの大阪店からご紹介しますのは…
太ベルト・ショルダーバッグ(A-40)
HERZ創業当初に作られたショルダーバッグ。
35年以上変わらぬ形で販売されています。
金具をほとんど使用しないシンプルなつくりは
当時の定番商品に多くみられた、ベルトをバックルで留めるスタイルとは異なり、ちょっぴり異質なバッグでした。
はてさて、このユニークなデザインがどのように作られたのか…
HERZの重鎮、本店作り手:NEZに当時の様子を聞いてみることにしました!
<きっかけ>
当時は創業者の手が空けば 、定番品以外にお客様のご要望に応じて鞄を制作することもあったようです。(現在は行っていません)
実はこのショルダーバッグも、あるお客様からご自分用に「こんな鞄をつくってほしい!」とご要望があったもの 。
そのデザインが、それまでのHERZの商品にとっては新鮮だったため、定番としてお店に作って置いたことが始まりで、現在までたくさんの方にご愛用いただいています。
床屋さんから依頼された鞄であることから当時は【バーバー】と呼ばれていたそうです。
他の商品も当時はみんなそれぞれあだ名をつけて呼んでいたそうです。
<この鞄のユニークなところ>
通常、かばんを制作する際はB5、A4サイズがすっぽり入るように作ろう!など、計画的にデザインを完成させる人が多いのですが、何といってもきっかけが床屋さんの直観だった鞄。
おまけにWシリーズからも見て取れるように、創業者はあまり規格サイズにこだわりはなく、
ほぼ正方形型の、なんの大きさにも属さない唯一無二の縦横バランスで作り上げられています。
私はこのショルダーバッグが愛されている理由はこのサイズと縦横のバランスにあると思います。
この形がもし長方形だったらそこまで魅力的なデザインにはならなかったんじゃないかな~。
今回は貴重な当時の話も聞くことができ、私自身もとても勉強になりました。
これをきっかけに色々な商品に興味を持っていただけると嬉しいです。
お店に気になる鞄があれば、スタッフにいきさつを質問してみるのもいいかもしれませんね。
意外に面白い答えが返ってくるかも…?
ぜひ色んな商品を手に取って、見てみてくださいっ!
A-40の詳しい説明は商品ページをご覧ください
太ベルト・ショルダーバッグ(A-40)