こんにちは。仙台店の増澤です。
長かった猛暑の夏も終わり、外で過ごすのが心地良い季節になったなと思ったのも束の間、仙台も上着がないと寒いほどに季節が変わりました。
日課の散歩で愛犬は、行きは嬉しそうにグングン前を行くのですが、帰りは足どりが重くなり帰宅を渋るようになりました。過ごしやすい気温になりもっと外に居たいのでしょうか(笑)。
さて、仙台店の12周年記念鞄の紹介も最後になりました。
今回は私が作りましたリュックを紹介させていただきます。
名前は【ホヌイ(HONUY)・リュック】です。
少し前の企画【Begin】で本当に沢山のお客様の元へ旅立って行ったキーホルダー【ホヌ(HONU)】が生まれるきっかけになったリュックです。
【仙台店12周年記念鞄】ホヌイリュック(SND12-08)の商品ページへ
つくったきっかけ
始まりは一人のお客様との会話でした。
私は普段お客様と接する機会がほぼ無いのですが、その時はお話しすることができました。
お話を伺うと『ウミガメのリュックをつくりたい』とのこと。私はとっさに心の中でつぶやきました。
――――『カメセンニンニ ナッチャウヨ(アルシンド風)』
ですが、お客様の表情は至って真剣です。私は心を改めて更にお話を聞きました。
その方はヘルツの格子スクエアリュック(R-13)がお好きだそうで、おそらくR-13の格子のデザインからカメの甲羅を連想されたのだと思います。
『面白い事を考えるなぁ』と感心しつつ、カメを連想させるヘルツの商品で私が思いついたのは多機能デイパック(R-21)でした。
全体的に丸くコロンとしていて、上下を逆さまにするとまさにカメっぽいんです。
そんなことを考えていたら、私の作り手魂に小さな火が点いたのです。
チャークロス(焚き火の火おこしの際に使う炭化した布)に着火したオレンジ色の小さな火のように(草)。
そこからR-13とR-21を融合させたイメージを固めていくのですが、そこで頭を悩ませたのが、『どのくらいカメに寄せるか』でした。
寄せ過ぎたら使う人が限られるし、寄せないと面白味に欠ける。
でも、こうゆう遊び心を具現化できるのも限られた企画の時くらいなので、まずはとことんカメに寄せた物を作ってみました。





がしかし、さすがにやり過ぎてしまいました。
カメ感強すぎますよね。誰が使うのでしょう?
ということで、カメの成分を薄め薄めにアレンジして完成したのが、今回販売する【ホヌイ・リュック】です。
ホヌイリュック(SND12-08)

”ホヌ”ではなく、”ホヌイ”としたのは、このような経緯があったからです。
試作で初めに作ったのが、ガチの【ホヌ(HONU)・リュック】で、販売を考慮してカメっぽさを残しつつ、商品として完成したのが【ホヌイ(HONUY)・リュック】です。
HONUっぽいからHONUY、そんな言葉は無いのかもしれませんが勝手に名付けました。
初めに言っておきます。こんな事を言ってはダメなのかもしれませんが、はっきり言って使い勝手は悪いと思います。下の方が狭くなっているので、中に入れた物の収まりが悪いのです(汗)。
メインの収納部は結構な容量があり、水かきマチ付きファスナーで下の方まで大きく開くのですが、底の方に行くにしたがって幅が狭くなっているので、四角い物を入れるには向いてないようです。何を入れれば良いのでしょうか?(涙)


前面裏には差しポケットがあるのですが、A4サイズのカタログを入れてみるとご覧の通り、途中でつっかえてギリギリです(苦)。


後面にはR-21同様にクッション材が入っていて、薄マチのファスナー開閉式の収納部があります。が、下の方が狭いので、使い勝手はあまり良くないでしょう。

・・・これは、はい。問題作を作ってしまったようです。
そんなホヌイ・リュックですが、良かったら見に来てください。



仙台店では、ガチの【ホヌ(HONU)・リュック】(販売不可のガチの方)も展示いたします。
ご来店お待ちしております。
【仙台店12周年記念鞄】ホヌイリュック(SND12-08)の商品ページへ
12周年記念鞄企画のご注文は12月24日(水)まで
販売期間についてもこれまで多数のお問い合わせがありましたが、いよいよ締切日も決まりました!
ご検討されている方は、受注期間についてご留意くださいませ。
【仙台店】
営業時間 12:00-19:00
電話番号 022-395-7461
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