楠が作ったのは、少しずつ違うキーケース6種。

ギボシ系


ファスナータイプ


革の丸紐

細かい説明は作り手本人から。
分厚いままの革を重ねて文字通り「極厚」のマチは


仕様によって少し雰囲気を変えながら、圧倒的な存在感を誇っているのです。
楠
今回は(も?)革を見て、その場でさわって、どんなアイテムがいいかを考えました。

このプルアップと厚さを活かしたい
↓
カーブのある作りにしよう
↓
革をぐるっと巻いてにぎる感じがいいだろう
↓
キーケースがいいかもしれない
ということで、革で巻く仕様のキーケースにしました。
ただ巻いただけでもキーケースとしては成り立ちますが、
この革の厚さの良さをより出すように、同じ革の芯をマチの役目として
はさみこみ縫っています。

1cm程の厚みを縫う小物は、ヘルツならではではないでしょうか。

マチの革があることでグシャっとつぶれないところもポイントです。
デザインを考えているうちに、革厚マチ(と気づくと命名していた楠)を
横につけるタイプと下につけるタイプとができると思いつき、

それを基本として、留め方とかぶせの形を変えて作りました。


最低限L字に開くことができれば鍵は取り出せるので
どこを留めてどんな閉め方にするかで遊ぶことができました。


革がワイルドなのでギボシや革の丸紐などを使って革に合う雰囲気に。
限られた手法でどのくらいの形がでてくるかな~と楽しみながら
考えて作りました。
このままだともっともっと出てきそうなので、ひとまずここで、ひと区切り…

ちなみに背面は銀○鉄道999の車掌さんに似ていますね。
(透明人間なんですって)
編集と文・岡松
