本革でつくられたヘルツのランドセルは、6年間の通学に耐えるだけでなく、手入れをしながら使うことで卒業後も日常の革鞄として長くご愛用頂けます。
この記事では、HERZ(ヘルツ)が製作する「大人も背負えるランドセル」を例に、型・用途に合わせたおすすめモデルと、選ぶ前に押さえたいポイントを比較表とFAQでまとめました。
HERZは1973年の創業以来、自社工房で革の裁断から縫製まで一点ずつ手作業で革鞄を作り続けています。
まずはタイプ別の早わかり
- 定番の形で失敗したくない:ランドセルで一番人気の縦型ランドセル・玉縫い(R-51-A)です。シンプルな半かぶせの二本ベルト仕様は、男の子・女の子問わず、最もお選び頂いています。
- 開閉を速く、荷物が多い、PCやタブレット収納も:タブレット収納に対応したヘルツの最新モデルが一本ベルト縦型ランドセル(R-53)です。A4フラットファイルとタブレット収納に対応しており、開閉も簡単です。
- 人と違う個性、大人はビジネスリュックに:海外のスクールバッグを思わせるクラシカルなデザインの横型ランドセル・玉縫い(R-50-A)。他とは違うランドセルをお探しのお子様、大人はビジネスリュックとして使えるランドセルです。
- とにかく容量重視:ワイドタイプで荷物が多めの方には横広タル型ランドセル(R-52)です。樽型のマチを採用した重厚感のある作りが特徴です。
いずれもヘルツオリジナルレザーであるフルタンニン鞣しの本革「ラティーゴ」を使い、子ども用(S)と大人用(L)の2サイズを用意。受注生産で、お届けまで約6週間が目安です(時期によって変動あり)。
小学校の入学祝いとして選ばれることが多く、男の子・女の子を問わず使えるですバッグです。子ども用(Sサイズ)にはリュックストラップに防犯ブザー用の金具が付き、お手入れもお子さま自身で行えるほど簡単。丈夫な本革なので、6年間の通学にしっかりお使い頂けます。
選ぶ前に押さえる5つのポイント
本革ランドセルを選ぶときは、次の5つの軸で比べると失敗しにくくなります。
1. 形(縦型・横型)で大きく印象が変わる

一般的な学習ランドセルに近い縦型は、教科書やA4ファイルを立てて収納でき、見た目もオーソドックスです。横型は横長でクラシックな印象になり、人と被りにくく、大人はビジネスリュックのようにも使えます。「王道か、個性か、容量か」で方向性を決めるのがおすすめです。
2. サイズ・容量・規格(A4/A4E/PC・タブレット可否)

通学用途では、教材が入るかどうかが重要です。HERZの4モデルはいずれもA4サイズに対応し、横広タル型ランドセル(R-52)はよりゆとりのあるA4E規格に対応します。大人の通勤や在宅ワークとの兼用を考えるなら、A4フラットファイルに加えて13〜14インチ相当のノートPCやタブレットが収まる一本ベルト縦型ランドセル(R-53)が便利です。
3. 体格・年齢(子ども用と大人用サイズ)

HERZのランドセルは本体サイズは同じでも、ストラップの長さと仕様が異なるSサイズ(子ども用)/Lサイズ(大人用)の2サイズから選べます。
子ども用にはストラップに防犯ブザーを取り付けられるDカン金具が付き、体格の小さな入学時のお子さまでも背負いやすい設計です。商品ページでは身長110〜130cm前後のお子さまの着用例も掲載されているので、サイズ感の目安になります。
大人用はストラップが長く調整でき、通学のお子さまから通勤の大人まで、体格に合わせて選べます。また、Sサイズにはスペアの金具が1セット付属し、子ども用ランドセルのご注文では、名前の頭文字を刻印できる特製ブックキーホルダーのプレゼントもあります。
4. 素材=革の種類(本革か、人工皮革か)

市販のランドセルには人工皮革(クラリーノ等)を使ったものも多く、軽さや価格の面でメリットがあります。一方、HERZが使うのはラティーゴと呼ばれるフルタンニン鞣しの本革(ハードレザー)です。

タンニン鞣しの革は使い込むほど色つやが増す経年変化(エイジング)を楽しめ、キズも味わいになります。本革は人工皮革より重くなりますが(HERZのランドセルは約2,000g前後)、その分、丈夫で長く使える点が魅力です。「軽さ・低価格」を取るか「本革の耐久性と経年変化」を取るかが、最初の分かれ道です。
5. 長く使う視点(手作業・修理・お手入れ・価格帯)

本革ランドセルは6年で役目を終えるのではなく、手入れ次第で卒業後も使えます。HERZのランドセルは、革の裁断を除く全工程を一人の職人が手作業で仕上げ、修理にも対応。さらにお子さま用ランドセルには、ご入学から6年間の修理保証が付き、金具の交換は6年間無料です。お手入れは定期的なオイルメンテナンスが基本で、お子さま自身でも簡単に行えます。
価格帯はおおむね7万円前後です。「長く使い、必要なら直して使う」前提で選ぶと、本革ランドセルの価値が生きてきます。
HERZのおすすめ本革ランドセル(タイプ別)
ここからは、型・用途別に4モデルを紹介します。順位ではなく、使い方に合わせて選べるようにまとめています。
王道で選びたい人に
縦型ランドセル・玉縫い(R-51-A)

半かぶせ・二本ベルトで最もオーソドックスな縦型ランドセル。男の子・女の子を問わず選ばれており、HERZランドセルの中でも一番人気です。

本体はA4クリアファイルが収まるサイズ感で、かぶせを開くとフタ付きのマチ付きポケットとネームホルダーを備えます。
開閉の速さと収納力を両立
一本ベルト縦型ランドセル(R-53)

かぶせを一本ベルトで留める仕様で、開け閉めがスピーディー。



メイン収納はA4フラットファイルがちょうど収まり、13〜14インチ相当のノートPCやタブレットも入るため、通学だけでなく大人の通勤との兼用にも向きます。
個性的な形が好きな人・大人使いに
横型ランドセル・玉縫い(R-50-A)


横長のクラシックなデザインで、ランドセルの中でも個性的な一台。「人と違う本革の鞄を背負わせたい」という要望に応えやすく、大人はビジネスリュックとしても使えます。
容量重視・荷物が多い人に
横広タル型ランドセル(R-52)



A4ファイルも入る横型ワイドタイプのランドセル。容量のある横型ランドセルは、子どもはもちろん、大人が使うリュックとしてもおすすめです。
スペック比較表
| モデル(品番) | 形 | 価格(税込) | 外寸 横×高×マチ | 重量 S/L | 規格 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 縦型ランドセル・玉縫い(R-51-A) | 縦型 | S \68,200/L \71,500 | 26×33.5×12.5cm | 約2,000/2,050g | A4 | 王道の形で選びたい |
| 一本ベルト縦型ランドセル(R-53) | 縦型 | S ¥71,500/L ¥74,800 | 26×35×12.5cm | 約2,000/2,100g | A4 | 開閉の速さ・PC/タブレット |
| 横型ランドセル・玉縫い(R-50-A) | 横型 | S ¥68,200/L ¥71,500 | 34×26.5×11cm | 約2,000/2,050g | A4 | 個性的な形・大人のビジネス使い |
| 横広タル型ランドセル(R-52) | 横型 | S ¥70,400/L ¥73,700 | 34.5×27.5×13cm | 約2,050/2,100g | A4E | 容量重視・荷物が多い |
※外寸は約/cm、革質により前後します。
※素材は全モデル共通でフルタンニン鞣しの本革「ラティーゴ(ハードレザー)」。色はキャメル・チョコ・ブラック・グリーン・レッド。いずれも受注生産で納期は約6週間が目安です(時期によって変動あり)。
※2026年7月時点での比較(価格・仕様等は変更となる可能性あり)
愛用者の声
実際に使っているご家族の声を、HERZ公式の愛用者インタビューからご紹介します。

「見た目とキャメルの色に一目惚れしました。友達や先生から“おしゃれだね”“カッコイイね”と言われることがあって、うれしいです。」(あきさん・取材時 新6年生)
「一つのものをずっと大事にする気持ちを持ってくれた。今も丁寧に扱い、家族のような感じで使っています。」(お母さま)
愛用者インタビュー「見た瞬間に一目惚れしたランドセルと6年間の愛用エピソード」
よくある質問(FAQ)
本革(タンニン鞣し)のランドセルと、人工皮革(クラリーノ等)のランドセルはどちらを選べばいいですか?
選ぶ基準は「軽さ・価格」を重視するか、「丈夫さ・経年変化・長く使うこと」を重視するかです。人工皮革は軽く手ごろで、お手入れがほとんど不要。一方、本革は使うほど風合いが増し、修理をしながら卒業後も使えます。6年間に加えてその先も愛用したい方には本革が向いています。
革ランドセルの経年変化(エイジング)は、6年間でどう変わりますか?
タンニン鞣しの本革は、使い込むほど色つやが深まり、少しずつ手に馴染んでいきます。キズやシワも風合いとして味わいに変わり、卒業する頃には世界にひとつだけの表情になります。日々のオイルメンテナンスで、その変化をより楽しめます。
男の子・女の子で、選び方や色えらびは変わりますか?
HERZのランドセルは形・色とも男女共通で選べます。定番の縦型ランドセル・玉縫い(R-51-A)は男の子・女の子を問わず最も選ばれており、色も同じ6色からお選びいただけます。性別よりも、形の好みや体格、使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。
動画でもランドセルをご紹介
HERZ公式YouTubeチャンネルでは、ランドセルをはじめ、商品情報や工房の様子などを随時配信しています。
今回は、HERZのランドセルについて、本店販売スタッフが詳しくご紹介しています。
著者:HERZ(ヘルツ)編集部
1973年創業の革鞄工房HERZが、自社製品の情報にもとづき編集。革製品の製造販売現場で培ったリアルな情報をお届けします。

