ミネルバボックスについて

ミネルバボックスについて

ミネルバボックス・Minerva Boxについて

ミネルバボックスはイタリアのタンナー「バダラッシィ・カルロ社」で一枚一枚丁寧な手仕事によって、作られています。フィレンツェのサンタクローチェ地区で10世紀以上の歴史を持つ”バケッタ製法”と呼ばれる、手鞣し・手染めで仕上げた高級素材の革です。革質はソフトレザータイプで、HERZオリジナルレザーの「スターレ」に近い革になります。 バタラッシィ・カルロ社が作る革で、ミネルバボックスとは反対に表面の皺が少ないスムースレザータイプの「ミネルバリスシオ」というイタリアンレザーもHERZでは使用しています。

特徴的なシュリンク(シボを出す)加工

特徴的なシュリンク(シボを出す)加工
ミネルバボックスという革の特徴は、まず自然本来の風合い豊かな表情であること。シュリンク加工と呼ばれる、表面にシボを出すシワ加工が特徴的な革です。 部位による革質差により、シボの入り具合・シボの有無が全く異なります。一枚の革の中でも、シボが強く入っている箇所もあれば、比較的少ない箇所、入っていない滑らかな箇所もあります。そのため、同じ鞄でも箇所によって質感が全く異なります。その一つひとつの表情・個性を楽しんで下さい。

楽しめる革の経年変化(エイジング)

ミネルバボックスエイジング
植物タンニンで鞣した牛革に牛脚油(すね骨や無蹄足を煮沸して採取した100%ピュアなオイル)でたっぷりと時間をかけて加脂する製法です。 加工に時間がかかり脂が浸透しにくい反面、使い込んだ時に独特の色艶がでることと、一旦加脂したオイルが抜けにくいという特徴があります。 革の経年変化について詳しく見る

ちょっとしたキズが付いた時には・・・

自然な風合いを生かすため、表面に大きな加工を施しておりません。そのため、革の表面の小さなキズやシワが隠れにくく、爪傷が付きやすいという特徴がありますが、オイルを多く含んでいるので、指で軽く揉み込んであげるとキズが目立ちにくくなります。使い始めの内はオイル等による保革は必要ありません。
ミネルバボックスについて

ミネルバボックスを使った鞄や小物の一例

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